
■おしゃべりコーナー・ 今日、ヨーロッパでは西洋医学以外の医療に支払われる金額が西洋医学に支払われる金額を上回った。つまり、西洋医学の医療費は医療費全体の50%以下になったということである。その西洋医学以外の医療に針灸医学も大きな比重をしめている。政府や大学も西洋医学以外の医学に力を入れはじめた。日本では、政府や大学もそんなことは全く考えていない。また国民も医療費といえば100%西洋医学というのが常識となっている。西洋医学の本場、ヨーロッパではその限界を知り、見切りをつけているのに日本の人々はそのことを知らない。ヨーロッパの人なんて案外パーなのかな。針灸の実態を知らないのではないか。東洋から来た医学というので好奇心からうけたのだろうと思いますか。とんでもないまちがいです。実態を知らないのは日本人なのです。命の問題ですよ。そんな好奇心だけで命を任せますか。政府や大学が力を入れるとは生半可なことではありません。
・ 中国の北京では針灸の学生が8000人にのぼるそうです。もはや日本に針灸を学びにくる外国人は少ないでしょう。ほとんど中国に行く。また中国政府は20ヶ国以上に針灸師を送り、その国の人々と交流しているそうです。中国に研修に来た医師または針灸師たちにその理由をきくと「西洋医学はひとつの病気をよくしたと思ったら、もう次の病気が待っている。その点東洋医学は病気にならない体をつくるからすばらしい」ということです。日本には年に1万数千人の人が病苦で自殺する。その人たちの話を聞いたり、手記を読んだりすると「病院というところは病気を治すところではなく、病気を造るところである。医者という人間は病気を治す人ではなく、病気を造る人である」と述べている。 ・ 明治23年、国会は西洋医学と東洋医学をどちらを正式な医学とするか決めることにした。結果は120余票対110余票で西洋医学に決した。そして東洋医学は廃止されたのである。ところが国民からゴーゴーたる避難があがり、政府は5年後の明治28年、東洋医学を医療類似行為としたのである。その場合、薬部門を取り上げて、針灸だけとし、今日に至っている。 ・ 話は前後しますが、国会が開かれる前に西洋医学と東洋医学とを勝負させてみようということになり、脚気の治療を双方させてみた。これを脚気ずもうといわれた。結果は東洋医学が勝ったのである。ところが国会においては西洋医学が勝ったのは前述のとおりである。 ・ その後、東洋医学の医者たち(脚気ずもうに出た医者たち)は次々と暗殺されたという。もちろん犯人はひとりとして挙がらずじまいである。国は富国強兵をとっていたので軍部が関与したのではないかといわれた。もちろん正史にはそんなことは記されていない。針灸師の間でひそかに語りつがれてきたのである。
・ お灸について お灸について話をすると多くの人がさげすみの目で見る。今のこの世の中に原始時代、石器時代のことを話すなんて…。歯に衣きせぬ人は「お灸で病気が治るんだったら医者なんかいらんがな」という。こういう人たちには何を言ってもむだでしょう。私の文を読まれた方に申し上げたい。まずはやってみることです。そしたら、マスメディアから洪水のごとく流れてくる西洋医学の知識を得て、優越感を持っている人たちは実は西洋コンプレックスにすぎないことがわかるでしょう。 |